
行列が神田明神を出発しました!
鳶頭衆による木遣りの高らかな声を先頭に、三基の鳳輦・神輿、諌鼓山車、獅子頭山車をはじめとした1000名近い大行列が続々と明神坂鳥居前を通過中です。
これより、約30キロにわたる東京都心の氏子町会(神田、日本橋、秋葉原、大手・丸の内)を巡行がスタートします。
午前8時をまわり、境内では神幸祭の出発を告げる「発輦祭(はつれんさい)」が行われています。
神職、氏子総代はじめ祭典委員、鳶頭衆、日本伝統の装束姿をした供奉者ほか、神幸祭へ奉仕する人々が参列し、三基の鳳輦・神輿の道中安全を祈願しております。
三の宮・平将門命(たいらのまさかどのみこと)は、通称まさかど様のお乗り物です。
この鳳輦は、昭和59年に平将門命が御祭神として正式に復座されたのを機に、昭和62年氏子の浄財により江戸時代の将門命がお乗りしていた二の宮入母屋造の神輿を元に調製されました。
二の宮・少彦名命(すくなひこなのみこと)は、通称えびす様のお乗り物です。
えびす様は商売繁盛、医薬健康開運招福の神様です。
この神輿は昭和48年に日本橋三越本店より創業300年を記念して奉納されました。昭和50年より神幸祭で巡行しています。
一の宮・大己貴命(おおなむちのみこと)は、通称だいこく様のお乗り物です。
だいこく様は縁結び、夫婦和合、国土開発・経営、医療・医薬の神様です。
大国主命(おおくにぬしのみこと)とも言います。
この鳳輦は昭和27年、戦後初の神田祭神幸祭の開催にあたり調製されました。
そして、今回の令和元年の神田祭開催に合わせて、大正11年に調製された一の宮鳳輦に似た修復が行われました。
只今、社殿前では「一の宮鳳輦」「二の宮神輿」「三の宮鳳輦」三基の鳳輦・神輿の飾り付けが行われています。
午前8時に行われる、「発輦祭(はつれんさい)」に向け、飾り付け作業が進められています。
午前5時を過ぎました。
神田明神にて、神職、宮鍵講、御防講の奉仕による、「御鍵渡しの儀(みかぎわたしのぎ)」が行われました。
この神事で宮鍵講員により鳳輦・神輿奉安庫の扉が開かれ、社殿前の正面に鳳輦と神輿が奉安されます。
神田祭は、「江戸三大祭り」、「日本三大祭り」の一つにも数えられます。
二年に一度の大祭では、鳳輦と神輿を中心とした数千人規模の大行列が、神田~日本橋~大手丸の内~秋葉原を巡行する「神幸祭」や、大小200基の神輿が大きな掛け声と共に練り歩く「神輿宮入」などが行われます。
一週間にもわたる祭りの期間中は多くの観光客で賑わいます。
株式会社ゼンリン様が実施する「文化-SAI」では、5月11日(土)の神幸祭/附け祭が、今、どこを巡行しているのか、リアルタイムに地図上で表示します。
おはようございます。
元号が平成から令和に移り、記念すべき第一回目の神田祭。
今日は氏子の町々を鳳輦・神輿の行列が巡る「神幸祭」の日です。
一昨日の5/9(木)に行われた「鳳輦神輿遷座祭」、昨日5/10(金)に行われた「氏子町会神輿神霊入れ」といった神事の模様もこちらのブログでもお伝えしてきました。
神幸祭とは、氏神様 -氏子の町を守る神々- がお乗りの鳳輦・神輿をはじめとする行列が氏子たちの町々を巡り、触れあうことで、恩頼(みたまのふゆ) -神々のお力- により町々を祓い清める神事です。
また、「Internet TV 神田祭.ch」では15:00頃より、神幸祭の街の様子、神輿宮入の様子を生中継いたします!!
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