
午前8時過ぎに発輦した神幸祭の行列は、約30キロの巡行を終え、神田明神境内へと戻ってきました。
夕闇の境内では、鳳輦・神輿を前に、神幸祭行列が無事に氏子の町々へ巡行してきたことの報告と感謝の神事「着輦祭」が行われています。
これで東京都108の町を巡る長い長い巡行を終え、木遣りによって「神幸祭」が締められました。
アーツ千代田3331前では、巫女舞が行われています。
アーツ千代田3331では、特別展として明日の12日(日)まで、「神田祭の元年〜変幻自在の江戸の華〜」が開催されています。
本展では、平成最後、新元号の節目の年にちなんで「神田祭」を軸に、近代・現代と氏子地域が移り変わるなか、人々が江戸の文化を受け継ぎながら工夫し創作してきたものに注目し、豊かで人情味あふれる魅力的な町の様子をお伝えしています。
https://www.3331.jp/schedule/004746.html
平成11年11月12日、天皇陛下御即位十年奉祝祭典で、皇居外苑広場において初の奉舁。
12年5月7日、水天宮より氏子各区域を巡って神田明神へ渡御。
13年10月13日、静岡県・浅間神社鎮座千百年奉祝大祭に天下祭の御縁で静岡市内を渡御。
14年5月12日、蔭祭の年、愛子内親王御生誕記念奉祝として、日本橋〜神社間を渡御。
さらに16年より3回にわたって蔭祭の年に渡御。
その後も、21年11月に天皇陛下ご即位20年を奉祝し皇居外苑を渡御。
さらに23年10月、東日本大震災復興鎮災祈願神輿渡御祭、27年の遷座400年記念奉祝・神田祭の時にも渡御した。
江戸時代の神田祭では2基の神輿が出され、神田・日本橋さらには江戸城内を渡御し、祓い清めた。
神輿行列は江戸幕府から費用が出され、新調と修復が行われたと伝わり、また神輿を担ぐ人々も、伝馬役という国役を担った、大伝馬町・南伝馬町の人々に限定されていたという。
現在の神田祭では神社から鳳輦2基と神輿1基が出され、氏子108町会では多くの町神輿が担がれている。
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