行列は、両国旧御仮屋を出発し、午後の部が始まりました。
東日本橋一丁目を巡って、清洲橋通りに出て、明治座へと向かいます。
神田明神境内では、14時から神楽殿にて東京藝術大学の卒業生を中心とした邦楽グループ「天下祭社中」(代表・成田涼子さん)の皆さんによる長唄の奉納演奏が行われました。
この粋な長唄の奉納演奏、江戸の神田祭でも演奏されいたそうです。
江戸の風を感じますね。
この後、17時からも演奏される予定です。
神幸祭の行列は両国旧御仮屋(現在の東京別院・薬研堀不動院)に到着しました。
ここは日本橋・両国広小路(当時・日本橋区両国米沢町)に作られた御仮屋のあった場所です。かつては豪華な御仮屋が拵えられ、職人たちの技術の粋を集約した立派なものでした。
「御仮屋」(おかりや)とは神輿が一時的にとどまる場所のことです。神輿が渡御した際に立ち寄り神事を行う「中継地」を意味し、祭の時に臨時に建てられる建造物です。
この両国旧御仮屋にて、昼御饌(ひるみけ)の儀が斎行されました。
また、併せて渡邊秀次氏子総代によります献饌が行われました。
ここで午前の部は終了です。
昼食休憩をはさみ、出発します。
横山町問屋街を入ってすぐの、宮入本店前にて宮入正英氏子総代によります献饌が行われました。
横山町問屋街は日本最大の現金卸問屋街として、世界的に有名なんです!
神幸祭の行列は岩本町一丁目にさしかかりました。こちらでは山崎洋一郎氏子総代によります献饌が執り行われました。
12時10分からの将門太鼓は、雨天の影響で、神田明神境内ではなく、宮本公園特設ステージで行っております。
東神田交差点では、藤井隆太氏子総代によります献饌が斎行されました。
行列は、岩本町へと巡行していきます。
行列は和泉公園を出発し、美倉橋を通過しています。
美倉橋を通過後、左折して東神田を巡って行きます。
行列は千代田区立和泉小学校隣接の和泉公園に到着しました。
この和泉公園は東京食料事務所跡地を、街の緑の広場として、また、災害時の避難場所として活用しようと、住民の方々が中心となって整備された公園です。
ここで、しばらく休憩となります。
おにぎり等、炊き出しが用意されています。
全国各地より郷土自慢の和太鼓チームが集結し、13日神田明神境内・14日宮本公園特設ステージで競演します!
また、郷土自慢の物産展の販売も宮本公園会場で行われていますので、ぜひ、神田祭に遊びにいらしてくださいね!
神田祭 太鼓フェスティバル 13日日程
12:10〜12:40 神田明神稚児太鼓・将門太鼓(神田明神境内)
12:45〜12:55 参加団体 合同演奏(神田明神境内)
13:15〜13:30 五城目天翔太鼓(秋田県五城目町)
13:35〜13:50 保谷和太鼓会 (東京都西東京市)
13:55〜14:10 神津島太鼓(東京都神津島村)
14:15〜14:30 富里ひづめ太鼓(千葉県富里市)
15:30〜15:45 榮太鼓(長野県栄村)
15:50〜16:05 那須野ヶ原疏水太鼓(栃木県那須塩原市)
16:10〜16:25 安房八幡太鼓(千葉県南房総市)
16:30〜16:45 五城目天翔太鼓
16:50〜17:05 神田明神将門太鼓