現在、行列は猿楽町を巡行中です。
猿楽町には夏目漱石がかつて学んだ錦華小学校がありました。
錦華小学校は、1993年4月に小川小学校・西神田小学校と併合し、現在は千代田区立お茶の水小学校になりました。
神幸祭の行列は淡路町交差点を右に曲がり、靖国通りを巡行しています。
日本有数のスポーツ用品店街を通り、猿楽町へ向かいます。
神幸祭行列は神田明神を出発昌平橋を通過中です。
東京の中心、108の氏子町会を巡る長い道のりがいよいよ始まりました!!
行列が神田明神を出発しました!
鳶頭衆による木遣りの高らかな声を先頭に、三基の鳳輦・神輿、諌鼓山車、獅子頭山車をはじめとした1000名近い大行列が続々と明神坂鳥居前を通過中です。
これより、約30キロにわたる東京都心の氏子町会(神田、日本橋、秋葉原、大手・丸の内)を巡行がスタートします。
午前8時をまわり、境内では神幸祭の出発を告げる「発輦祭(はつれんさい)」が行われています。
神職、氏子総代はじめ祭典委員、鳶頭衆、日本伝統の装束姿をした供奉者ほか、神幸祭へ奉仕する人々が参列し、三基の鳳輦・神輿の道中安全を祈願しております。
三の宮・平将門命(たいらのまさかどのみこと)は、通称まさかど様のお乗り物です。
この鳳輦は、昭和59年に平将門命が御祭神として正式に復座されたのを機に、昭和62年氏子の浄財により江戸時代の将門命がお乗りしていた二の宮入母屋造の神輿を元に調製されました。
二の宮・少彦名命(すくなひこなのみこと)は、通称えびす様のお乗り物です。
えびす様は商売繁盛、医薬健康開運招福の神様です。
この神輿は昭和48年に日本橋三越本店より創業300年を記念して奉納されました。昭和50年より神幸祭で巡行しています。
一の宮・大己貴命(おおなむちのみこと)は、通称だいこく様のお乗り物です。
だいこく様は縁結び、夫婦和合、国土開発・経営、医療・医薬の神様です。大国主命(おおくにぬしのみこと)とも言います。
この鳳輦は昭和27年、戦後初の神田祭神幸祭の開催にあたり調製されました。
只今、社殿前では「一の宮鳳輦」「二の宮神輿」「三の宮鳳輦」三基の鳳輦・神輿の飾り付けが行われています。
午前8時に行われる、「発輦祭(はつれんさい)」に向け、飾り付け作業が進められています。
午前5時を過ぎました。
神田明神にて、神職、宮鍵講、御防講の奉仕による、「御鍵渡しの儀(みかぎわたしのぎ)」が行われました。
この神事で宮鍵講員により鳳輦・神輿奉安庫の扉が開かれ、社殿前の正面に鳳輦と神輿が奉安されます。