神幸祭行列出発

25.05.10

行列が神田明神を出発しました!
その壮麗な行列が神田明神を出発する瞬間は、まさに祭りの幕が開く感動の場面です。

鳶頭衆(とびがしらしゅう)による木遣りの高らかな声が境内に響き渡ると、いよいよ出発の合図。
神田明神の正面から、1000名近い大行列が荘厳に動き出します。

先頭には、神田明神の一の宮鳳輦(だいこく様)・二の宮神輿(えびす様)・三の宮鳳輦(将門様)が鎮座。

神職、巫女、氏子、古式ゆかしい衣装の人々が連なるその姿は、まるで時代絵巻。
町ごとに鳴り響く祭囃子や、お迎えの拍手に包まれながら、神様が“まちを見守り、福を届ける”旅が始まるのです。

この行列は、約30キロにもわたる東京都心の氏子町会(神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内)を巡る壮大な巡行の始まり。町々では多くの人々が待ち受け、拍手や歓声で神様のお出ましを迎えます。

荘厳さと活気が交錯するこの神幸祭の出発は、まさに神田祭の「心」とも言える瞬間。