
神田明神の神田祭では、一の宮・三の宮の鳳輦と並び、ひときわ存在感を放つのが「二の宮神輿(にのみやみこし)」です。 この神輿には、神田明神のご祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)、通称「えびす様」がお乗りになります。
えびす様は、商売繁昌、医薬健康、開運招福のご利益で知られ、昔から商人や企業人にとって心強い守り神。
祭礼中も沿道から「えびす様、お願いします!」という声が飛び交い、親しみと信仰の両面から厚く敬われています。
この二の宮神輿は、昭和48年(1973年)に日本橋三越本店が創業300年を記念して奉納したもの。
格式と歴史を兼ね備えた、非常に貴重な神輿です。
華やかな装飾と重厚な造り、そしてえびす様の福を町に運ぶ神聖な役割。
二の宮神輿は、神田祭の中でも特に注目すべき存在のひとつです。
神田祭に訪れた際は、この神輿の由緒やえびす様のご利益にも、ぜひ思いを馳せてみてくださいね。
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